分裂膝蓋骨のLIPUS治療
西宮市 男性 小学生
右膝の膝蓋骨部(右上部分)に痛みを感じ来院。
サッカー・フットサルの練習時に膝の痛みが生じる。
整形外科を事前に受診され、「分裂膝蓋骨」と診断される。
「分裂膝蓋骨」とは主に運動中や運動後に膝のお皿の外側上方に痛みが出る障害です。
特に成長期の男子(10歳から17歳)に多く見られます。
原因は主に生まれつき分裂していることが多いですが、激しい運動をきっかけに分裂部分にストレスが加わることで痛みが発症します。
【治療】
痛みが激しい場合は運動を休止し患部を安静にします。
痛みが軽度で運動を継続する場合は、患部のマッサージをして固くなっている太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)をほぐし、準備運動をしっかり行うようにしましょう。
運動後もクールダウンをして太ももの前の筋肉をしっかりマッサージでほぐします。
当院では「LIPUS治療」を致します。
「LIPUS治療」とは低出力パルス超音波療法といって、骨の癒合や靭帯の再生を促進させる治療機器です。
1日15~20分間、毎日行うことで骨の癒合基幹が40%早くなるという臨床報告があります。